人気ブログランキング | 話題のタグを見る


自閉症児の子育て日記


by たろちん

カテゴリ

全体
ごあいさつ
登場人物
発達障害[0~2才6ヶ月(診断前)]
発達障害[2才6ヶ月(診断後)~]
発達障害[3才~5才(療育通園)]
発達障害[小学部1~2年]
発達障害[小学部3年]
療育センターでのお話
幼稚園のプレ
日常の徒然[ゆま]
日常の徒然[パパ・ママ]
日常の徒然[あんち]
日常の徒然[家族]
お友達のお話
身内のこと
友人・知人のこと
ご紹介/つぶやき
未分類

以前の記事

2016年 03月
2016年 02月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月

ブログパーツ

ブログジャンル

子育て
漫画家・絵描き

ファン

その他のジャンル

最新の記事

食べ方が〜
at 2016-03-04 22:30
お久しぶりです。〜ママです
at 2016-03-03 22:30
最近の ゆま&ぱぱ
at 2016-02-19 22:26
少しの間、更新を休止させて頂..
at 2015-12-09 17:56
ゆまにとって、うっとうしかっ..
at 2015-10-20 13:18

記事ランキング

画像一覧

幼稚園のプレに行ったこともありました(3)

前々回記事からの続きです(^^)


ゆまと幼稚園のプレに通っている間に、あんちを妊娠しました。

食べづわり?というのでしょうか、少しでもお腹が空くとひどく気持ち悪くなってしまって…

なので、プレの最中でも他のお子さんに分からないように飴をなめたりして頑張っていたのですが、妊娠5か月ころにはお腹も大きくなり、どんどん身体がきつくなってきました。

丁度そのころ、園では夏休みが終わった頃でしたが、先生から「就園について、または普段の生活について、何かお話したいことがある方は別途時間をとりますよ。」とのお話がありました。

プレでの ゆまの状態を見ていて、『幼稚園』という集団生活はかなりハードルが高いように感じていましたが、それでもその園は昔から障がい児を受け入れてきていたと聞いていたので、まずは相談してみようと、先生にお願いをしました。

そして、その相談の日。

いつもとは違う場所(ホールだったと思います)に通され、そわそわしている ゆまを先生は気遣ってくださいながらの話が始まりました。

「あの、就園のことでの相談なのですが、ゆまのような子でもこちらに入園させていただくことはできるのでしょうか?」という私の問いに、多分、予想されていたのでしょう、先生の口からは躊躇することなく、

「何ヶ月か ゆま君を見させていただきましたが、ゆま君にこの園は合わないと思います。」

と、そうはっきり言われました。

もちろん他にも、加配の先生が ゆま1人のためだけには付けられないこと、縦割り保育が始まっていくので,それに ゆまがついていけないだろうということなど、「なぜ合わないのか」の説明を受けました。

そう言われても仕方がないとは思っていました。

けれど、一番初めに優しい言葉をかけていただき、障がいを持っている子に対して理解ある対応をしてもらえると勝手に思い込んでいたので、正直、ショックではありました。

「プレはどんなお子さんでも参加できますよ。」というのは、“プレだったら”ということで、入園は全く別物だということです。

それは、そうだよな・・・。

私は何を期待していたのだろうと… 甘かったなと、かなり勘違いをしていたなと、つくづく思い知らされました。

もう、私からは言うことは何も無く、「次週のプレもお待ちしていますね!」という先生の言葉と笑顔を見つつ園を後にしたのですが、

帰り道、バギーに乗っている ゆまの顔を見ていたら、ふと「もうプレは辞めよう」と思いました。

でも、確かにショックではあったものの、不思議とつらい気持ちにはなりませんでした。

逆に、はっきり言ってもらえて良かったと思ったくらいです。

けれど、これ以上プレに参加させても私の自己満足だけであって ゆまのためにはならないんじゃないか、と。

だって、あの場にいても ゆまは全然楽しそうじゃないし…

ゆまにとって、定型発達のお友達との空間にいることが少しでも楽しめるものであれば、これが(定型発達のお友達の中で過ごす)最後の機会となるかもしれないし、きつい体を動かしてでも行こうかと思うけれど、そうではない。

「もう十分かな…」と、私の中で『これで、おしまい』というタイミングが来ました。


とはいっても、その頃はまだ早期療育をスタートしたばかりでしたから、いつか幼稚園に通えるのでは?、という気持ちは捨てきれず、

他の園ならどんな対応をするのだろうと、近所の幼稚園数か所に電話をしたり見学を兼ねて話を伺いに行きました。

そして、連絡を入れたすべての幼稚園からは、「年中さんに上がる時点でもう一度お話させてください。」と言われました。

加配の先生の問題や、年少さんでは集団生活に対応しきれないであろうなど、細かな理由はそれぞれでしたが、ただ、「療育センターへ通うのであれば、そこでお子さんの様子がよく分かると思います。それを踏まえてもう一度お話しましょう」と言われたことが印象に残りました。

その言葉にはいろいろな意味が含まれていて、いまであれば、言わんとしていたことが良くわかるような気がします。

まずは幼稚園うんぬんよりも、私達親が、自分の子どもがどういう状態であるかを認識しなければならないのでは?、そんな意味合いもあったのではないでしょうか…。

けれど、ある園の園長先生からはとても心に残る言葉をかけていただきました。
「お母さん、成長しないお子さんは1人もいませんよ。どんなお子さんでも必ず成長します。見守っていてあげてください。」と。


ゆまが8才になった今であれば、ゆまの性格、障がいの重さなどを考えると幼稚園に行ける訳がなかったんだよなぁと、苦笑してしまいます。

だけど親だって子どもと同じ。経験しなければ、何もわかりません。

何度もチャレンジして、迷って、くじけて… それで、いいのだと思います。

それに、当時は色々と聞いてまわったおかげで、「年少までは療育センターに集中するぞ!」というブレない気持ちになることができました。


その後、療育センターでの2年間を経て、またもや幼稚園をどうするか?という時期がやってくるのですが…、

その時の私の葛藤についてはまた後日にでも、別の記事で載せることになると思います。

おわります(^_^)


長文、読んでくださってありがとうございました(*^_^*)
次回はマンガつきで更新したいと思います!
またご訪問してくださる方、応援してくださる方、
ポチッとよろしくお願いいたします♡
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村

『うちの子は自閉症 You tube』


人気ブログランキングへ

東田直樹君の番組がDVDとなりました!
是非見てほしいです!

君が僕の息子について教えてくれたこと [DVD]

by yuma-anchi | 2015-03-05 00:28 | 幼稚園のプレ